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作文教育はワープロでやるべきだと思う

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情報管理LOGの@yoshinonです。
皆さんも小中学校の時に作文って書きましたよね?夏休みの読書感想文もそうですが、私の通っていた学校は、ことある毎に作文を書かせていました。けれども、今考えてみると、自分的にはとても苦痛に感じていました。
しかし、たぶん、こうやってブログを高頻度に書いている状況からすると、文章を書くのは苦痛ではないのです。むしろ、好きぐらいの気持ちでいます。
夏休み終わりに読書感想文で四苦八苦していたお子さんもいるかもしれませんね。今回は、学校教育における作文はワープロでやるべきではないか?ということについてです。


  
【 作文教育はワープロでやるべきだと思う 】  

 1.作文用紙に書かせることの意味

 2.作文教育をワープロで行うべき理由

 3.文章を作成するためのツール(武器)を持たせるべき







checkmark.png 1.作文用紙に書かせることの意味とコスト

私は、上にも書きましたが、小中学生の時は、作文はあまり好きではありませんでした。むしろ、苦痛に感じるレベルというべきか。本当にやたら作文を書かせる学校で、行事やらことある毎に作文を書かせていました。

たぶん、意図としては

 ・何度も書くことによって、自然と文章を書くためのスキルが身につくだろう
 ・手で書くことによって、漢字を覚えるだろう
 ・日本語の使い方に気をつけるだろう


というようなことが、意図としてあったのではないかと、(今ならば)そう思います。


しかし、作文用紙に書く作文は、

 ・文章の構成を考えるには、非常に不都合
 ・一度間違ってしまったら、書き直しが発生する
 ・あとで文章の順番を入れ替えるには、コストが高すぎる
 ・同じ文字列を扱うのに、何度も同じ分だけ書くためのコストが発生する


ような不都合があるのです。
特に書き直しに関わる部分が莫大で、子どもながらに書き終わった後に、間違いを発見してその後の文章を全て消して書き直すという作業は、心が折れるには十分でした。きっと、世の中の作文嫌いというのは、この時期に大量生産されるのではないか?とさえ、思っています。

しかし、これは70年代~80年代ぐらいまでの話で、今はそんなことは無いだろうと思っていたら、全く昔のままで、うちの子の宿題は、相変わらず作文用紙でした…。




checkmark.png 2.作文教育をワープロで行うべき理由

私が、文章を書くきっかけになったのは、大学生の時に出会ったSharpの「書院」というワープロ専用機でした。カット&ペーストや、推測変換など、文章を書くにあたって今となっては最低限度の機能しかありませんでしたが、自分の中では革命に等しいレベルでした。

今までのあの苦労は、一体なんだったんだ…と。

実は、中学校の頃には、自分のPCを持っており、キーボードで入力するには全く苦痛ではなかったというのもバックグラウンドとしてはあります。しかし、作文用紙での作文における無駄な時間が、全てなくなることによる快適さというのは、代えがたいモノがあります。

私が、作文教育はワープロで行うべきと考える理由には、以下の理由があります。
ちなみに、ワープロというのは、ワープロ専用機でということではなく、文字を打つことができるデジタル機器やアプリという意味です。

 1.書き直しによる苦痛が圧倒的に少ない
 2.文章の構成を変えるのが楽
 3.表記ミスについて、文字打ち段階で指摘してくれる(ATOKならね)
 4.同じ文字列を書くのにストレスがない
 5.キーボードに慣れれば、同じ単位時間で書ける文字量が圧倒的に多い
 6.早いうちにキーボードに慣れることができる


今や全国の学校には、PCが行き渡っているので、できないわけではないと思うのですよね。漢字を覚えさせたいというならば、別に作文上でやらせる必要は無いと思うのです。ドリルでもやらせたら良いのですから。それよりも、文章を書くためのストレスを減らすのと、6でも書きましたが、キーボードに慣れておくという点を強調しておきたいです。

このツィートでも指摘されていますが、日本におけるPC所持率の低さというのは、先進国の中でもずば抜けていますよね。





実は、PCを学習に活用するという層も他国と比較しても圧倒的に低いわけですよ。
このグラフ。





もしも、ことある毎に作文用紙に書かせるならば、ことある毎にPCで作文をやらせるべきだと思うのですよね。それだけでも、キーボードの習熟度が上がるし、キーボードの習熟度が上がれば、PCでの作業全般がラクになるはずなんですよ。そうすると、PC(またはキーボードがある機器)での練度も上がるという好循環が生まれるような気がするのです。

これは、文章の作成のみならず、ICT活用の基本のキを定着させるための取り組みとして有効な手段のような気がするのですけどね。




checkmark.png 3.文章を作成するためのツール(武器)を持たせるべき

さて、作文教育という視点に目を戻すと、日本の子どもたちは、あまりにもテキスト作成という点に関して、武器が少ないような気がします。

今の自分の執筆環境を見てみると、

・アイデアを練るためのWorkFlowy(アウトラインエディタ)
・様々なアイデアを蓄積して、いつでも取り出せるEvernote(Knowledge Space)
・使い勝手の良い紙CopiやTextForceなどのテキストエディタ


そして、さらに

・コピー&ペーストを便利にするCliborやCopyCenter2(クリップボード拡張)
・ATOKによる非常に優れた推測変換や訂正機能
・ATOKの辞書によって、書いているその場での辞書調べ


などなど。
これだけ揃っています。

しかし、実際の学校教育では、未だに作文用紙というギャップ。
これらを埋めることをするだけで、テキストを作成するということが、楽になるだけではなく、テキストの構造自体に目を向けたり、推敲に時間をかけられたりと、もっと「教育的」になるのではないかな?と思う次第なのです。




 eyeglass2.png 情報管理LOGの眼
 とはいえ、学校教育の資源は有限なわけで…

先日の「情報管理LOGが、8月に注目した記事 - 情報管理LOG」において、「【図解】小学校英語になぜ予算がつかないのか(寺沢拓敬) - 個人 - Yahoo!ニュース」という記事を取り上げました。様々な方々が、よく教育にものを申していますよね。でも、結局は学校教育において行われる様々な事柄って、どの業態とも同じで、限られた資源で運営されているわけです。だからこそ、単に「これが良い!」という思いつきだけでは、結局は教員だけが消耗するという結果になります。だからこそ、エビデンスの確かなものを導入しつつ、逆に意味の不確かなものを縮小、廃止してトータルのバランスをとるということをしていかなければなりません。

【図解】小学校英語になぜ予算がつかないのか(寺沢拓敬) - 個人 - Yahoo!ニュース
【図解】小学校英語になぜ予算がつかないのか(寺沢拓敬) - 個人 - Yahoo!ニュース
【図解】小学校英語になぜ予算がつかないのか(寺沢拓敬) - 個人 - Yahoo!ニュース



しかし、今回挙げた作文教育に関しては、学校へのPC導入率にもよりますが、案外それほど手間なくできるような気がするのですよね。皆さんは、どう思いますか?


何度か書いていますが、Amazonさんでは、ATOKのアカデミック版は、学生じゃなくても普通に変えますからね。4000円台です。



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